母のココロの満たし方
2015年10月14日

お母さんという生き物は
どーしても我慢をしなければならないことって
多いなぁと思っています。
子どもができたら食事と睡眠・・・
食事は赤ちゃんがお腹に宿った頃から
コーヒーやお酒は我慢とか
子どもが生まれてからも
母乳のために甘いものは
乳腺が詰まるからダメとか
子どもがアレルギーがあるから
自分も〇〇を控えてるなんてお話は
あるわけで・・・
睡眠なんて言わずもがな。
短くなったり、細切れになったりして
確実に量も質も悪くなるし
食事と睡眠
これって二つとも、人間の第1次欲求 なのに
そこをガマンする日々なわけです・・・
子どもが大きくなるにつれ
睡眠も食事も我慢することは減りますが
すでにガマン癖がついてしまって
自分さえがまんすれば
まわりはうまくいくから
と自分の気持ちや欲求を
心の外に出すことを
押さえ込んでいくのかな~と。
先日も男の子3人のお母さんと話していたんですけど
その日は、お刺身を買ってきて
海鮮丼をつくったそうで
でも、お刺身の量が少なかったから
自分のどんぶりにはお刺身はのせずに
ごはんと違うおかずで
食べていたんだそうなんです。
そしたら 長男くんが
「お母さんも食べなよ」 と
自分のどんぶりから
お刺身を分けて、ごはんにのせてくれたんだ

という話をきいたんです。
ちょっと、いい話でしょ~ ♪
私が先にプチ息子自慢しちゃったからか
「実はうちもね・・・」って感じで
ちょっ~と恥ずかしそうに話しだしてくれて
でもと~っても嬉しそうな顔を見てたら
私まで幸せな気持ちになったんですよね・・・
これってね。
たとえ、お刺身の量がいっぱいあったとしても
きっとお母さん自身のどんぶりには
少ししかのせなかっただろうな
って思いませんか?
だって、
お母さんって
子どもたちにお腹いっぱいに食べてもらいたい生き物だもん!
例え自分が満足しなかったとしても。
それでも幸せなんですよね・・・
子どもたちの笑顔の方が
自分の欲求より大事になんでしょうね。
この長男くんのように
そんなお母さんのガマンに気づいて
言葉や行動に表してくれる人がいると
ほんと気持ちが救われて、
めちゃくちゃココロが満たされるんだけど
それがないと
ホントもう気持ちがパチンとあふれてしまって
「なんでいつも私だけが・・・」
って時だってあると思うんですよね。
だから、
自分のココロを満たすものを自覚して
そのための時間をとっていくと
心に余裕が生まれると思ってます。
過去に 順番がだいじ というブログを書いたんですけど
自分をまずは満たさないと、
子どもにもご主人にも
優しくすることが難しいと思うのです。
じゃあ、
何が自分のココロを満たすのか?
それはきっと人によって違うけれど
ちょっと贅沢なランチに友達を誘って行ってみたり
緑がきもちいい場所でボッーとしてみたり
好きなアーティストのコンサートに行ってみたり
家事休養日を宣言!してみたり 笑
そんな母のココロを整える時間を
遠慮することなくとろうではありませんか?!
(って何の演説だ? 自分ツッコミ)
それにしても
この 長男くん
ちょっと素敵だな~って思いません?
きっと優しい青年になってくんだろうな~
