リンゴを贈る季節
2012年11月22日
毎年、11月下旬になると、実家のある関西方面に「リンゴを贈る」ことを考え始める。
15年前、結婚して松本に移り住んで、初めて「サンふじ」を食べた時の衝撃!
言葉で伝えられるだろうか?
こちらに来るまで、いわゆる 「ぼけたリンゴ」(この ぼけた という言葉や感覚も松本にて学んだ(笑))
しか、食べたことがなかったので、正直リンゴはあまり好きではなかった
近くの生協で5個入り498円くらいの袋を買ってきて、
「へえ~。こっちのリンゴって小さいんやあ~」
と、つぶやきながら、「ぱ~ん」と割ってみると、チョウチョの羽のように(私にはそんな風に見える)
蜜が入っていて、「うわ~!!!なんや これ~」
と思ったこと。
で、食べてみたら、びっくりするくらい甘くて、ジューシーで、
「やっぱ、本場のリンゴは違うわ!! めっちゃ美味しいでえ!」
と、実家の母に電話で興奮気味に話していたような気がする。
初めて、リンゴを贈った年。
その年は、まだ父が生きていて、ケチって10キロ40こ入りくらいの小さなリンゴを贈った私に
(大きいリンゴの方が、同じ10キロでも高かった)
「ちいせーリンゴやなあ。もっと大きいの贈ってこなあかん」
って、言われて、憤慨!
せっかく、おいしいリンゴを見つけて贈ったのに、こんな風に言われて、
「そんなん言うても、小さい方が甘くておいしいんやし!!」
って、言い返したあの日が、本当に懐かしい・・・。
何事も、見た目や、立派さにこだわるお土地柄なので、
これからは、大きいリンゴを贈ろう!と思ったんだったなぁ・・・。
今は、そんな風に怒ってくれる父親も、
話を聞いてくれる母親も、いなくなってしまったけれど、
やっぱり、「小さいリンゴの方が甘くておいしい!」という持論は15年たっても変わっていなかったりする(笑)
週末には、宅配便でリンゴを贈ろう!
そして、受け取り手 の居なくなった実家には
「今年も小さいリンゴやし」と笑いながら、
仏壇にお供えすることにしよう。
15年前、結婚して松本に移り住んで、初めて「サンふじ」を食べた時の衝撃!
言葉で伝えられるだろうか?
こちらに来るまで、いわゆる 「ぼけたリンゴ」(この ぼけた という言葉や感覚も松本にて学んだ(笑))
しか、食べたことがなかったので、正直リンゴはあまり好きではなかった
近くの生協で5個入り498円くらいの袋を買ってきて、
「へえ~。こっちのリンゴって小さいんやあ~」
と、つぶやきながら、「ぱ~ん」と割ってみると、チョウチョの羽のように(私にはそんな風に見える)
蜜が入っていて、「うわ~!!!なんや これ~」
と思ったこと。
で、食べてみたら、びっくりするくらい甘くて、ジューシーで、
「やっぱ、本場のリンゴは違うわ!! めっちゃ美味しいでえ!」
と、実家の母に電話で興奮気味に話していたような気がする。
初めて、リンゴを贈った年。
その年は、まだ父が生きていて、ケチって10キロ40こ入りくらいの小さなリンゴを贈った私に
(大きいリンゴの方が、同じ10キロでも高かった)
「ちいせーリンゴやなあ。もっと大きいの贈ってこなあかん」
って、言われて、憤慨!
せっかく、おいしいリンゴを見つけて贈ったのに、こんな風に言われて、
「そんなん言うても、小さい方が甘くておいしいんやし!!」
って、言い返したあの日が、本当に懐かしい・・・。
何事も、見た目や、立派さにこだわるお土地柄なので、
これからは、大きいリンゴを贈ろう!と思ったんだったなぁ・・・。
今は、そんな風に怒ってくれる父親も、
話を聞いてくれる母親も、いなくなってしまったけれど、
やっぱり、「小さいリンゴの方が甘くておいしい!」という持論は15年たっても変わっていなかったりする(笑)
週末には、宅配便でリンゴを贈ろう!
そして、受け取り手 の居なくなった実家には
「今年も小さいリンゴやし」と笑いながら、
仏壇にお供えすることにしよう。