子育て　って難しい

子育て　って難しい。


そう私が思い始めたのは、たぶん子どもが幼稚園に通いだして、
ママ友とのお付き合いが始まった頃だと思う。

出産以来、しばらくぶりに出た、小さな社会は
「〇〇ちゃんのお母さん」という、新しい立場でのお付き合い。

こちらにきて、まだ親しい友達の居なかった私は、
「いいお母さん」　や　「いい人」　と思われたくって必死だった・・・と思う。


私自身が　いい人　と思われたいがために、よくわが子を怒っていた。


お気に入りのおもちゃなのに、
「後でいっぱい遊べるんだから、友達に貸してあげなさい」　と我慢させたり

子ども同士はそんなに気が合わないのに、
大人同士のお付き合いの手前、家によんで、
すると　当然のごとく、問題が勃発！
「どうして仲良くできないの！」　　　　　　　と、怒ったり。


今、こうして文章にしてみても、
いかに自分が子供たちに無茶なことを言っていたのかがわかる。

小さい純粋な心　に助けてもらってたんだなということも。



最近私の　「いい人願望」　は少し減った。


息子の学校の教育熱心なお母さん達にはきっと
「子どもを野放しにする　変な人」　と思われてると思う（笑）


それは、私が　「本当に大切なこと」　に気づいたから。

息子の人生は息子のもの。
一人で考え、一人で切り開いてく。
息子の今は、自由な未来につながっている。



子育てに悩んだ時期があるから、今がある。

そうは、思うけれど


でも・・・
あの時の私。
　　　そっーと抱きしめたい