子どもの「成長を感じる発言」を聞きたいあなたに

わかばやし ゆかこ

2016年10月11日 07:46

子どもの話を
否定しないということは
本当に大事なこと。



でも
これって

何かの要求に対して





「ダメ」と
言わないことだけじゃないのです。





親の都合のいいように
「誘導すること」


子どもの側から見たら「否定」
されていることになるんだなぁ。。。





例えばね。

こんな感じの会話で


子:〇〇高校(大学)に
  行きたいと思ってるんだけど

といった話の場合。

(でも親御さんにとっては
 ちょっと不本意だったりする)


親:「確かに
  それでもいいと思う けど

でも
 こうした方が
 いいと思うよ~。

 こっちの方が
 将来有利だと思うからさー」


てな感じの会話。





これって
最初に「いいと思う」とは
言ってるから

一見お子さんの意見を
「肯定」しているように
見えますけど


言われた側に立ってみると

実際

肯定されてると
感じるでしょうか?






この「でも」がクセモノです。

お子さんに対して
でも」が口癖になってる方
多いですよ~。





誰かに

自分を(=自分の意見を)
否定される

って、めっちゃ
苦しいことじゃないですか?

私なら嫌です!






親からの否定が降り積もると
  ↓
自分のことを否定し続ける
癖がついて、、、
  ↓
自己否定する人に
なってしまいます、、、






親だから、
自分の子どもは未熟に思えて

どうしても自分のよいと思う方向に
誘導(否定)したくなっちゃうけれど

失敗させたくないしね。。。


でも
(あ 使っちゃった 笑)


もし逆に


あなたは(あなたの意見は)
そんな風に思うんだね~。





イイね~♪ 





すごいね~☆彡


と、肯定されたとしたら。。。

(他人に「イイね」してる
 場合じゃないって今思った 笑)




「エネルギー」や「やる気」が
じわりじわりと
わいてくる感じしませんか?




親から否定されないから
自分の気持ち(意見)を
まるっと吐き出した後に


「でも
 ちょっと不安なんだ。
 これって将来的に
 どうなんだろう?
 
 お母さんはどう思う?」


なんて感じの

本音が、本人の口から
出てくるかもしれません。





会話の途中で、
子どもの話をとっちゃって

親の「いいと思う道」を
バーンと示すんじゃなくって

ちょっこっと

自分の気持ちを
話すことを我慢して

子どもの気持ちを
否定せずに
最後まーで気持ちよ~く
話させてあげると


  ↓


聴き切った後に

最後にぽつりと
でるかもしれない

「成長を感じる発言」

めっちゃ感動するって
思うんだけどな~。







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